産後の疲れ
こんなことでお悩みではありませんか?
- 産後、いくら寝ても疲れが取れない。
- 産後、疲れを感じない日がない。
- 朝からイライラする。
- 産後、目覚めが悪い。
- お腹の調子が悪いことが多い。
なぜ産後に疲れが取れにくいのか?答えは6つあります
1.根性論の育児
これは明らかに「量」の問題です。自分がやらないと、、、ではなく、旦那さんに手伝ってもらう、2回を1回に減らすなど臨機応変に量を減らしましょう。疲れていては「本当に今やるべきこと」の質まで落ちます。実はお母さんじゃないとできないことはほとんどありません。積極的に手伝ってもらいましょう。
2.栄養の摂り方
お食事の栄養をバランス良く取りましょう。その中でもビタミンとタンパク質はとても重要。栄養素が不足していることも問題ですが、栄養素がありすぎることも問題なのです。全てはバランスです。簡単だから、安いからという基準ではなく、お食事を工夫しましょう。
3.ストレスの影響
1番にも書きましたが、量が上がるとストレスも比例して上がります。極端な話ですが同じこと、同じ量をしても、ハワイなどの旅行先ではあまり疲れは感じません。それほど人間は気持ちに左右されます。
4.体の温度バランス
冷え性などがそうです。もともと体の理想的な温度バランスは「頭寒足熱」という状態です。頭側が涼しくて、足元が温いという状態です。それに対してエアコンや日々のストレスなどにより「頭熱足寒」=「頭が暑くて足元が寒い」という状態になっています。冷え性などの場合、ほとんどの人が「足元だけを温める」という発想をしますが、一向に解決しないのは一歩引いて「全身の温度バランス」を見ないためです。産後に全身の温度バランスが崩れていると疲れも溜まりやすく、取れにくいのです。
5.骨盤の緩み
これは支柱がなくなっている状態を意味します。人の体を支えるのは「骨と筋肉」です。2つの支えがありますが、骨盤が緩んでいたら筋肉の負担は上がります。産後の疲れを感じるのは骨ではなく、この筋肉なのです。ですので産後に骨盤矯正を行い、骨盤の緩みを整えることは「産後の疲れ」に対して大切なことです。産後の毎日が「疲れた」ではなく「疲れにくく」なります。産後の疲れに対して先手を打てるわけです。
6.睡眠
睡眠時間は「回復の時間」です。よく言われる質×量です。睡眠の質に関しては寝るタイミングと起きるタイミングでしょう。寝るタイミング(寝る時間)は毎日同じリズムが理想です。起きるタイミングは人それぞれです。90分間隔の人もいれば75分間隔の人もいます。これは起きた時の爽快感が高いものを選んで下さい。
寝る量は少なくても大丈夫の人もいれば、最低7時間という人もいます。これも人それぞれの条件になります。起きた時の爽快感で選んではどうでしょう。
体の中はどうなっているのか?
<筋肉に関して>
産後、疲れを感じる女性の体の筋肉は軽い炎症を起こしています。表面は少し赤くなっており、毛細血管が切れて血がうっすらと滲んでいる状態です。皮膚の上からでも表面を触るといつもより少し熱を持っているように感じることもあります。
<骨盤に関して>
骨盤の状態は下の写真1をご覧ください。下の図(産前)の状態は3つの骨がしっかりと引っ付いているんですが、上の図(産後)では赤のラインのように隙間ができています。これが産後、骨盤が緩んだ状態です。
<写真1>
今度は下の写真2をご覧ください。この状態ですと、土台がグラグラなのでビルと同じで上層階はもっと揺れます。ビルは崩れてしまいますが、人間の体は筋肉で支えることができます。でもいつも以上に筋肉に負担がかかるので骨盤が緩むと産後に疲れを感じやすいのです。
<写真2>
産後の疲れ解決法
1、骨盤矯正をする。
やはり骨盤が緩んでいては骨で支えることができないために、筋肉で支えようとします。そうすることで疲れやすい使い方になります。解決策として骨盤矯正をすることが大事です。産後に疲れにくい体になります。骨盤矯正を選ぶポイントですが、痛くない・ボキボキしない骨盤矯正を選んでください。
2、育児中の使い方を整える。
リボディ魚住では今後も使える正しい知識として「知ってもらうこと」を重視しています。特に授乳の方法と食事中やソファでの姿勢を見直します。自宅ケアの方法を知ることで回復は驚くほど違います。また、睡眠時間も7時間までにすることで、骨盤の開きを防ぐ事が出来ます。育児・家事などの使い方が変われば、産後の疲れも劇的に改善されます。育児の中で多いのが赤ちゃんの抱っこです。下に抱っこの方法を書いてみましたので参考にして下さい。
<疲れにくい抱っこの方法>
まず脇を締めることを意識しましょう。脇を開けるだけで疲れを最大5倍に感じることになります。脇を締めるのは洗濯物や重たい荷物などの時も意識するようにしましょう。
3、疲れを予防する。
自宅で予防ケアをするとしたらオススメはアイシングです。オリンピックやメジャーリーガーなどスポーツの世界では効果的で安全なケア方法だと世界標準になっています。その他にもストレッチなどをすることで筋肉のポンプ作用で疲労物質を体外に出す働きがあります。目的に合わせたストレッチをしましょう。それが産後の疲れの予防にもつながります。
<アイシングの方法>
- 氷のうというアイシング専用の袋を用意します。
- 中に氷を15個くらい入れます。
- 少しだけ水を入れてください。
- 袋の中の余分な空気を抜いてください。抜くと効果が2倍くらい違います!
- キャップをしっかりと締めてください。
- 疲れたを感じる場所に直接当ててください。服の上からでは効果が減ります。
- ズボンなどに挟んでおくと家事なども出来ます。
- 30分くらいは入れておいてください。最初は5分くらいから始めて慣れていくといいでしょう。
4、栄養バランスを整える。
これは食事の内容になります。産後の疲れを回復させるのに栄養のバランスは必要不可欠です。ぜひ全体的な栄養バランスを意識してみましょう。
5、減らす。
これはなんでも結構ですが、家事や育児の量を「減らす」ことです。量が増えることでの悪循環は多すぎます。ぜひ勇気を持って減らすことを決意しましょう。育児などの量が減れば、産後の疲れが溜まりにくくなります。
6、マッサージを受ける。
マッサージを受けると筋肉の柔軟性が上がります。逆に疲れが溜まると筋肉の柔軟性が下がり、筋肉は硬くなります。マッサージを受けることで産後の疲れが取れますのでオススメです。
マッサージを選ぶときの注意点があります。うつ伏せのマッサージは骨盤がとても緩みます。産後の方がうつ伏せでマッサージを受けると立ち上がれないくらいの痛みに変わることもあります。ご注意ください。
リボディ魚住での産後のマッサージは横向きと仰向けで行うマッサージになりますので、骨盤の緩みを心配せずに受けることが可能です。詳しくはこちらをご覧ください。
リボディ魚住の産後の疲れに対する整体
まずはゆっくり呼吸を整えながら骨盤を整えていきます。
股関節の緩みも一緒に整えていきます。
背骨専用のローラーを当て、骨盤の上にある背骨を整えます。
肩甲骨周囲をほぐして、肩甲骨の動きを良くします。
整えた骨盤をキープするために、ナイーブな産後のからだに負担のかからないテーピングを貼ります。
バキバキならす整体ではなく、手のひらで押さえるだけの優しい整体です。
優しい整体を行うべき理由は、産後の女性の骨盤は便座に座る衝撃で緩んでしまうからです。それと5分以上のうつ伏せは骨盤を緩めます。ですので、横向きで行う優しい骨盤矯正をします。